2017.09.28 9月定例会3日目
- 2017/09/29
- 02:42
本日は議会3日目で最終日です。昨日の条例議案の審議からでした。その後平成28年度決算認定と監査報告・意見書が上程されました。私も監査委員を務めていて、9月は決算手続きの問題があり監査日程がタイトとなりほぼ毎日役場に通って監査をしました。今回は他の議員より代表監査委員の出席が求められていたので直接説明をしていました。
平成28年度決算 財政状況の概略(10,000円以下は四捨五入)
一般会計 歳入 12億4,865万円
歳出 12億3,385万円 (差引 1,480万円)
各特別会計の状況
国民健康保険事業特別会計(事業勘定) 歳入 9,975万円
歳出 9,143万円 (差引 832万円)
国民健康保険事業特別会計(直診勘定) 歳入 7,583万円
歳出 7,583万円 (差引 0円)
簡易水道事業特別会計 歳入 1億5,575万円
歳出 1億5,572万円 (差引 2万円)
合併処理浄化槽事業特別会計 歳入 2,611万円
歳出 2,610万円 (差引 0.9万円)
介護保険事業特別会計(事業勘定) 歳入 3,724万円
歳出 3,600万円 (差引 124万円)
介護保険事業特別会計(サービス勘定) 歳入 3,274万円
歳出 3,274万円 (差引 0円)
後期高齢者医療事業特別会計 歳入 644万円
歳出 613万円 (差引 31万円)
基金については廃止等の処理もあり合計で
前年度末残 総額12億128万円
当該年度収入 総額7,186万円
当該年度支出 総額2億1,200万円
本年度末残 総額10億6,115万円
決算認定の際に、基金条例と実際の基金額・予算の整合性に関して質問が及びました。監査意見書の中ではそれらの整合性に関して十分注意されるように指摘していました。他にも数点指摘がありましたが、役場内での情報共有・チェック体制に気を配るようにという事が重要であるとの事でした。
また、その他に「㈱TOSHIMAに関する特別監査実施の報告」が読み上げられました。3月定例議会や5月臨時議会等でも度々取り上げられ、私もこのブログで何度も取り上げてきた案件です。報告の結論では不当・不適正な部分は存在しなかったとされました。当然私は除斥の身なのでこの件に関して監査や議会で発言をしてはいけません。以前から指摘をしていた議員はその監査報告でも納得がいかず、当該会社事務担当が議場で登壇し答弁する事になりました。何度かやりとりする中で了承をしたようでした。しかし、以前のある発言を受けたことがどうしても許せませんでした。審議中に私も許可されていない発言などで議場を混乱させてしまった事は申し訳ないと思いますが、どうしても許せなかったという気持ちが正直なところです。不安に感じている島内の方には徹底的に説明していきたいと思います。
その後、定刻の17時が近づいた事で井口議員より本日0:00時までの時間延長の動議が出され承認されました。残りの各会計補正予算の審議が行われました。
議案日程の最後に工事請負契約の契約に関する議案が審議されました。地方自治体が、工事請負契約の入札で5,000万円を超える契約を結ぶ場合は議会の議決が必要となる事からこの議案が上程されました。
工事契約の案件は2つありましたが、そのうちの1つ「(仮称)利島村汚泥再処理センター建設工事請負契約」について、判断が重要になりました。建設に対して近隣の住民より別の場所への移転を求めて建設反対の要望書が提出されていました。私は現在までに至る計画策定の経緯や、現在の処理場の状況等総合的に考えて賛成に挙手しました。近隣といえば私の家も近隣に含まれるとは思います。しかし、かねてから必要な建物であるという中では利島村の為にも直ぐにでも建設すべきと考えます。
色々ありましたが上程された条例案件(5件)、決算認定、各会計補正予算(7件)、契約(2件)が全て賛成(一部賛成多数)可決されました。とても消耗した議会でした。