2017.09.27 9月定例会2日目・認知症に対する講演
- 2017/09/27
- 23:03
本日は、定例会2日目でした。残り1名の議員による、昨日からの一般質問の続きからでした。その後、5件ある条例案件の審議に入り4件目で時間いっぱいとなりました。
条例案件の中で私が気になったところでは特に介護サービスに関する条例案件で、本年度より「利島村地域包括支援センター」の運用が開始され、またこの秋から居宅介護支援や在宅介護の事業が始まる事による条例改正の説明がなされました。
議会終了後、本日の19:00より認知症に対する講演会が開かれるという事を村内放送で聞いたので、今日の議会の事もありタイミング的にも丁度いい機会だったので伺ってみる事にしました。
冒頭に講師の先生からの挨拶で、「久しぶりに利島に来たが認知症やその他介護に関する事業が積極的に実施されていてとても感心した。村の政策の成果だと思う。」と述べられていました。他の自治体の事例について、正直私自身に知識が乏しく、勉強不足でしたが社協を中心とした方々の尽力によるものでもあるのかなと思いました。
以下、講演を拝聴する中で幾つか備忘録的に・・・。
《認知症の予防について》
●人と繋がる、病気や自分自身についてよく知る、生活習慣の見直し
⇒今から出来る対処法・予防法を教えて頂きました。
が、高齢者になれば認知症になる確率は高くなってくる=しょうがない事である
➡いろいろな予防方法で(アプローチで)楽しく長く続けることが効果的!
《認知症の方へのケア》
●認知症に関してよく知る(理解する)
●その上でのケアやサポート(認知症のある方も心やイメージで不快な思いは残りやすい)
●日常生活を送る上での工夫(自分らしさを維持するための環境作り⇒自尊心の尊重)
●介護する側のケア(溜め込まない、息抜き、完璧を目指さなくてOK)
全く初めての経験でとても有益なお話を聞けました。私の周りや家族に対しての理解は勿論、私自身も今のままの生活を続けているとダメなのだという事が改めてわかりました。
明日は議会最終日です。慎重に審議して参りたいと思います!