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2023.11.20 福島県大熊町 教育施設視察

 ネット通信の関係で、報告が遅くなりましたがアイランダー以降の出張状況を報告します。アイランダーからそのまま福島県大熊町へ弟子丸教育長と共に移動しました。東日本大震災というこれまでに経験の無い大きな災害を受け後に復興へ向けてどのように変革してきたのかを視察しました。

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↑午前中は熊野町に新たに新設された「学び舎 ゆめの森」という義務教育学校(複合型の学校)を視察させていただきました。

大熊町の佐藤教育長や、南郷校長先生や増子副校長先生、教育委員会職員の方々の大変丁寧な説明がありました。

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↑大熊町では震災後、会津若松市内に一時避難状態で2022年に義務教育学校としてスタート。この新しい校舎へは2023年の2学期より移転したばかりで、開放感のある素晴らしい施設でした。

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↑施設内のあちこちには本棚や様々なイスが設置されており、壁は無く施設内のどこで授業をしてもいいような自由な空間構成でした。

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↑各所に遊び心が散りばめられており、子供も大人も"行きたくなる"ような学校でした!

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↑別の団体が施設内で打ち合わせをしている様子。子供たちもこんな感じでとにかく自由で縛られないような空間。

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↑学校を新たに造るうえでは、子供たちの意見などがたくさん取り入れられているそうです。この部屋の名前も地域の子供たちが提案したそうです。
※すくすく遊び室→未就学児の居る部屋、にこにこサポータールーム→職員室、などなど・・・・

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↑こちらはドキドキアトリエで、ランチルームですが机の形が四角形では無く、イビツな形をしており、様々な形でくっ付けられるのが斬新でスゴイアイデア!ここにも自由な意思が感じられました!


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↑メインホールでは、朝礼や集会などの他に、休み時間には子供たちがそれぞれ色々な事をしながら楽しんでいました。

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↑0歳~9年生(利島でいうところの中3)まで、合計37名の子供たちが通っているそうです。ここに至るまでは、様々な事があったそうですが、施設が完成してもまだまだ議論を続け深めているそうです。


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↑そして、午後からは一般人は未だに立入禁止の区域内にある学校施設を案内してただきました。

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↑(元)大熊町立熊小学校。

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↑午前中とは打って変わって、そこには震災の瞬間から時間が止まっていました。

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↑施設内も入らせていただきましたが、ソコには本当に地震後当時の子供たちが避難したままの状態なので、プライバシーの観点から撮影は禁止されていました。施設内には、2011年3月11日(金)のままで、まだ帰宅していなかった翌週に卒業式が迫っていたであろう高学年の教室ではランドセルや教科書、帰りの準備をしていたのか黒板には翌週の月曜日のやる事などが書いてありました。当然、震度6の被害であちこちモノが散乱していましたが、ついさっきまで人が居たような形跡でした。


そのような経験を経て、ゆめの学校では、コンセプトを大事に、「学校づくりは町づくり」という事で、まだまだ帰還率も低く町の復興も道半ばで、移住者や避難住宅の居住者の方々の思いなど、様々な感情的な課題もあるようですが、学校では子供たち一人ひとりの「すき」を大事にし、学び=遊びと繋がるような学校を目指していくとの強い決意のようなモノも感じました。利島村では、教育長と共に利島村教育大綱の改定に向けて協議を続けていますが、大熊町の方々にも共感していただきました。

今回の視察はこれまでに無い感情がありますが、利島村にどのように反映できるか今後検討していきたいと思います。スケジュールはハードでしたが大変有意義な視察でした。大熊町の皆様、本当にありがとうございました!!

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