2017.03.15 利島保育園卒園式 3月定例会4日目
- 2017/03/16
- 08:54
本日は利島保育園の卒園式が行われたので、私も見学にいきました。今年は3名の園児さんが卒園し、そのまま4月からは利島小学校に入学予定だという事です。とても、可愛らしく、元気な姿を観させてもらいとても感激し、癒されました。
その後、定刻より1時間遅れで議会が開催されました。昨日の続きで「28年度一般会計補正予算」の審議からでした。私からも数か所説明・確認を求めました。しかし、その後他の議員よりこの補正に関しての質問が続き、会期日程で明日(3/16)までと迫っている中で今議会に附された議案等の全日程(日程1~日程35)が審議されるのが厳しい状況となりました。(ちなみに、この補正予算は日程7です。)定刻の17:00を前にして、井口副議長より今日の時間延長(本日24:00まで延長)の動議が提出されました。しかし、この動議に関して反対多数で否決(私は賛成に挙手)され、その後に井上議員より再度時間延長(本日22:00まで延長)の動議が提出され可決しました。
これ程時間が延びたのは、(株)TOSHIMAに関しての部分で何度も審議がストップしてしまった事が大きくあります。その質問議員曰く(株)TOSHIMAに関して不明瞭な会計処理がありその部分を調査するべきだとの主張でした。しかし、行政側と意見が食い違い議論は平行線となり時間ばかりかかってしまったという状態です。
ちなみに、この(株)TOSHIMAとは以前からある村の第3セクターで、椿の更新事業を主に受託していた「(株)利島農産」を社名変更し港湾での貨客船離接岸その他作業の東海汽船業務も行える会社として2年前からスタートしました。利島住民の方はご存知の通りで、私の父である村山勘五郎を代表取締役として、この東海業務を中心に運営しています。これは、以前からの東海業務を受託していた会社が業務継続が困難であるとの申し出により、島内での調整が図られその結果生まれた会社であります。ほとんどの社員は島外、または島内の別団体からの移籍によって成り立ち、業務に関しては全くの未経験者。その為、危険を伴う作業もあり労働条件としては厳しい中で社員の方々は大変苦労されて毎日の業務にあたられています。
そんな会社に対して、不明瞭な部分があるとの指摘に対して私は極めて心外で怒りすら覚えます。議場では親族が役員である為の除斥あつかいに、また、議会選出の監査委員でもあるので私自身も微妙な立場であり発言は控えさせられています。㈱TOSHIMAが無ければ毎日大型船が着岸出来ていないはずです。今後も、微妙な立場の私ではありますが、㈱TOSHIMAの安定運営の為に尽力していきたいと思っています。島内住民の方が、もし不明な点があればいつでも聞いてきてください。
それら審議を経て28年度補正予算は一般・特別会計を終えて、条例審議に入ったところで終了となりました。明けて本日は最終日となりますが、全議案が終わるまで頑張ります。