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2021.09.16 9月定例議会 5日目(最終日)

 結局会期いっぱいの5日目で最終日。昨日で決算関連が終わり、今日は今年度の補正予算に関する議案からスタートしました。


 【令和3年度 一般会計補正予算(第2号)】では主に、国や都からの補助金が確定してきたことによる調整や先日から話題となっている㈱TOSHIMAからの株の売却による歳入、また令和2年度決算が確定したことによる繰越金の扱いによる補正予算の説明がなされました。
また、その議案審議では今後整備予定の「焼却場施設基本計画策定業務委託」に関しての説明もありました。現状では、ほぼ?ヘリポート向かいのカーブ内側村有地(現在廃車置き場となっている辺り)を、インフラや運搬輸送の面でも建設予定地としているそうです。現在までの分別回収による焼却量データでスペックがほぼ見えてきたので今後どのように進んでいくのか注目です。

 その後、各特別会計の補正予算に関する議案に入りました。やはり決算確定に伴う昨年度からの繰越金による調整や職員の配置換えに伴う調整がメインでした。


 議案最後には【簡易水道井戸掘削工事請負契約】という事で、ここ数年続いている浄水施設の更新工事の一つです。これは天水以外の取水方法である井戸水の更新工事で、現在使用している井戸において、老朽化に伴い今後の取水に大きな問題がある為の更新です。数年前に起こった大渇水のような事態が起きないための整備です。暮らしの安心に繋がりますが、同時に今後の水道料金改定についても心配です。。。

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 お昼を前にして、今議会において上程された全ての議案審議が終了しましたが、その後閉会せずに議長・副議長により急遽議員協議会開催を申し入れました。内容は今議会での議員の発言に関する協議で、YouTube中継もされていることもあり、発言内容に注意することを徹底するように申し合わせされました。特に、議員が議場で発言する際には一方の側からの意見により発言する際には相手方もあることから各自注意をする。また、議員としての立場を利用したパワハラ・セクハラ等にも徹底的に注意していくとの申し合わせがされました。今の時代では当たり前の事であるとは思いますが、私も含めて更に自覚をもって議員活動に臨んでいく必要があり、改めて襟を正さねばと思います。今後議会規則の見直しも含めて対応していきたいと思います。



 お昼を越えてから(協議会が長引いてしまい、お昼休憩無しで・・・)議会を再開しました。そこでは前田村長が2期目最後の議会にあたってご挨拶があるとのことで発言が許されました。


 その内容は、この11月で任期をむかえる村長職について、今期をもって退くとの発言でした。様々な理由はあるとは思いますが、私は本当に残念です。前田村長には私の一般質問の最後にも述べてもらいましたが、就任時から現在進行形で様々な問題の連続でした。それでも今日まで利島村が進んできたのは前田村長が逃げずに誠実に取り組まれてきた大きな功績によるものであると思います。行政経験は無く、企業での研究畑を歩まれてきて、定年後のんびりと・・・といったタイミングで就任依頼がきた。そして、相当に悩んだが「最後のふるさと孝行に」との思いで受諾された。そんな話でした。村民の皆様の事を、村の将来の事を誰よりも考え、真剣に愚直に取り組まれていました。まだまだ任期までは2か月ほどありますので最後までしっかり務めてもらいますが、とりあえずご苦労様でした。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。






議会は早く終わりましたが、その後に別途で議長と共に島内調整業務などを経て、夕方には子供たちの面談に参加。帰ってきたら6時過ぎてました。ヘロヘロです。反省の多い9月議会でした。


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↑議会関連の資料を持って帰るだけでも一苦労。資料多すぎッ!と思われるかも知れませんが、私は心配性?なので議会の度にこの資料を持ち運んでおります。思いっきりアナログ派のようでDXまでは程遠いです。おやすみなさい。

コメント

お疲れ様でした

まず5日間お疲れ様でした。
4日目、5日目の配信は視聴できなかったので、村山議員だけではなく、議会として議論が尽くされたのだろうと信じるばかりです。

議員の記事の言葉尻だけを捉えての意見となるかもしれませんが、4日目の記事に「過去よりも未来について話すべき」という内容があったかと思います。とても大切なことだと私も思います。それでも過去に何かあるかもしれない、もしくはあったとなれば、未来の話をする為にしっかり議論がされるべきだと思っています。私はこれまでの過程をそこまで知りませんから、今回の議会の印象になりますが、色んな事になぁなぁでやってた部分が今になって爆発したんだろうなと感じました。未来の話をする為にも正すべきは正す、話すべきは話す。有限の会期であろうとも必要な事だと思います。それには発言する側の技量や思慮も伴わなければならないでしょう。その上で議論を尽くすのが議会だと考えます。

物言わぬわかった様な顔した議員よりも、議場で発言する議員や、こうやってブログで発信してくれる議員の方が私は好きです。

私自身は利島に親戚がいるだけで、納付等だけで島に関わるようになって久しい状況です。そんな奴が意見するなとお思いになる方もいるかもしれません。それでも良くなって欲しいなと願っています。



農協組合長様にも色々とご教授いただきました。農協って違法性さえ無ければ「それ、おかしいのでは?」と疑問を呈されても突き進むかもしれないイケイケドンドンな組織だったんだぁと、組合長としてのお言葉から受け取ることができました。私なら謂れがなくても苦言を呈されたら「無自覚のうちに隙があったのかなぁ…反省して次に活かそう」と顧みてしまいそうですが、「何言ってんだか、こいつらは(笑)」と捨て置くんだろうなあとコメントを読みながら感じていました。流石だなぁと感服です。この場をお借りしてご教授に対し、御礼申し上げます。

No title

匿名希望様
匿名希望様の主張があまりに某議員の主張とそっくりだったので、てっきり某議員の関係者だと思ってました。申し訳ありません。
私が言いたいのは、批判をするならばきちんと論拠のある話を提示して批判しないと議論にすらならず不毛ということです。
具体例をあげますと、某議員は弁護士に相談してまで契約の問題性を指摘しておりましたが、そこまでするのならなぜ弁護士の見解を論拠のある話として紹介してここに違法性がありますよと提示しないのか?
そうすれば契約の妥当性を法律的な観点から議論できたと思うのですが。
問題だと言うならば何が問題なのかを提示するのは批判する側の最低条件ですよね?
そこが甘いから問題だと主張しても皆が納得できないんですよ。
質の高い議論ならば大いにすべきでしょうがどこまで行っても平行線で水掛け論に帰結するものが果たして議論なのでしょうか?
そこら辺が世間の評価にさらされて洗練されることを願ってやみません。

あと農協に対して言及がありましたので一言。
私自身はイケイケドンドンな人間であることは否定しません(笑)。
が、私みたいな人間が経営してもコンプライアンスと内部牽制が機能してしまうほど農協法の縛りと関係団体からの指導は厳しいものがあるのでご安心ください。
利島で一番コンプライアンスと内部牽制に厳しい組織だと自負しております!(笑)
信用事業を経営する農協が殆どですのでそれに沿った法律になっており、嫌になるほどほんとに厳しいのですよ。
追記 組合員さんからの意見はきちんと拝聴しておりますよ。真摯に説明を行い理解していただく場面がほとんどです。中には全くわかっていただけない時もありますが。そういう時もご意見は胸に刻んでおります。ただ、いわれのない意見でもメンタルを削られるんですよ。何件もあると。私は公人でもありませんから組合員さんであろうとも反論すべきは反論しますが、執行部や役場職員のストレスは相当であると推測されます。批判される側も人間ですからそこを忘れないでいて欲しいなと思います。

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