利島村長　村山将人の非公式活動報告

　本日から１０月に入りました。１０月１日は都民の日でありますが、同時に「利島村民の日を定める条例」により利島村民の日でもあります。更に「利島村村民表彰条例」に伴い、今年度表彰される方への表彰式がありました。ちなみに私はこの「村民表彰審査会」の委員にもなっており参列する予定でもおりましたが、昨夜の台風被害の災害復旧対応で欠席させてもらいました。

　今年度表彰された方は自治功労で前田薫さん、（故）富田信作さん、社会福祉功労で梅田みや子さんでした。村民の方々も道でお見かけした際は直接お声を掛けてあげて欲しいです。おめでとうございました！

　そして、台風被害の様子ですが昨夜はもの凄い嵐に見舞われました。私もさすがに身の危険を感じる程の風雨でした。我が家も物置小屋などが崩壊しましたが、幸いケガ等はありませんでした。朝になって徐々に島の被害の全容が明らかになってきて愕然としました。

　山の方では大木が倒れていました。

　また、桟橋周辺の港湾施設は特に深刻な被害。

　私が以前から議会や要望等で重要性や台風等での脆弱性を述べていた西桟橋がやはり壊れました。これにより、大型船が西桟橋に接岸する事が当分の期間不可能となり、それはそのまま住民の生活に跳ね返ってくる事になります。

　また、本桟橋の方も大きな被害でした。桟橋の外灯が軒並み無くなっていたのは勿論、波除パラペットが損壊していました。

　このパラペット損壊により作業ヤード内に大波が打ち寄せ、荷役作業車や乗降客のタラップ等も大きな被害を受けました。

　海が凪ぎたとしても、客船・貨物船の就航が危ぶまれる事態だと思います。

　更に人工海浜はすっかり砂が無くなっていました。

　夕方に状況を見に行ったのですが、まだまだ波風は強く桟橋内にはとても近くまでは近寄れませんでした。都議会の三宅正彦都議からは直に心配の連絡を頂き、迅速な対応を約束してもらいました。

　今後もこの災害による復旧等の情報は随時お伝えしていきます。